薄っぺらいアラサーから脱却したい
近頃、グータンヌーボや〇〇対談！みたいな動画をよく見ているんですが
そういうのを見ていて気になったこと。
ある程度、年齢を重ねると特に感じるんですが
「この人、色々なことを考えながら生きているなあ〜」と尊敬するレベルの人がいる。
反対に、「表面的なことしか見てない薄っぺらい人だなあ〜」と
見ているこっちが恥ずかしくなるくらい、言葉に重みがない人がいる。
この差ってなんなのか？？
自分の意見をしっかり持っている人というのももちろん素敵なんだけど
人の話を聞いて、その人の気持ちを汲み取ったり
多方向からの意見を述べながら、自分の主張もできる人って
とてもカッコよく見えるし、素敵に感じるのだ。
どうすれば、そんな大人になれるのだろう。
多方面から、物事を考える習慣を身につけるのが近道なのだろうか。
恋愛について友人同士で話すことって
私生活でも多いと思うのですが
そういう時に、自分の考えを伝えるのって本当に一番簡単な方法。
ぷんぷんなんかは、特に言ってしまうのが
「絶対〇〇だって！！」と決めつけてしまうのなんて、最悪である。
学生時代の恋愛トークなら、それでも盛り上がるし
お互いの考えを交換するだけで、知識を得た気になるのだが
アラサーにもなってくると「薄っぺらさ」が出てくるのだ。
愚痴を言い合った時に、全くもって納得感もないし
ただ、自分の言いたい事を言い合っただけで
何もその後に活かせることもなければ、人生の実になることもない。
友人達と話している時に
何も、「有効な情報交換をして人生の実になるように！！」とまで
意気込みはいらないと思うのだが。笑
（そこまでされると、楽しくないだろうし。）
恋愛トーク以外でもアラサーになったからには
学生時代とは違い、もう少し深い話をしていきたいなと思うのだ。
「最近彼氏が、連絡を全然取ってくれないんだよね〜」的な愚痴に対して
「本当そう！連絡ぐらいしてくれたらいいのにね！」なんて同調するのってありがちなんだけど
もっと色々な面から考えてみると
より充実した会話になるし自分の思考回路の幅が広がると思うのだ。
・彼の仕事が急に忙しくなった
・友達自身が彼に対して冷めてきて、小さな不満が許せない
・彼が浮気している
・連絡を取ってくれないのは当初からだった
・友達からの連絡も減っている
・同棲しているから、連絡する必要がなくなった
などなど・・・。
そういう可能性について話しながら、自分の本音をぶつけていくって
とても有意義だ。
なぜなら、同じような状態になった時に、即座に色々な可能性のパターンを思い出せるし、相手の気持ちを推測する習慣になる。
30歳にもなってくると
色々なことを経験していると勝手に自負しがち。
でも実際は全然まだまだ経験も、知識も、考えることも不足しているという事を
我々アラサーはもっと自覚するべきなのだ。
そうではないと、永遠に高校時代のような恋愛の価値観からも抜け出せないし
人間として成熟することがないので
大人同士で話したりする機会に「薄っぺらい自分」をさらけ出してしまうだろう。
中身のないおばさんになっていくなんて恥ずかしすぎる・・・。
普段から、考える習慣をつけるっていうのは
中身も年齢と同時に成熟させていくために
非常に大切なことなのかもしれない。
