不完全なぷんぷんのブログ

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ジェンダーレス教育の前に自己肯定感を高める

ジェンダーレスな世の中で

このタイトルに対して疑問を持たれる方も多いと思います。

でも、ぷんぷん自身女の子らしく居たかったのにそうされない環境で

なかなか苦労したし、寂しい思いもしていたのでそれについて。

 

 

女の子らしさ、男の子らしさを教えるのはある程度大事

長女として生まれたぷんぷんでしたが

昔から色黒で、淡い色が似合わなかったからか

両親がスポーティーな服装が好きだったからか

フリフリした服装や装飾をほとんどすることがなく過ごしてきた。

 

物心ついた時には、ショートカットにズボンという装いで

スカートなんかは履く機会が制服ぐらいしかなかった。

 

女の子らしさについて両親から何か言われたこともないので

弟と同じように性別に関して意識せずに成長していったのだが

世間に出ると性別で区別されることが増えた。

急に求められる「女の子だから」が苦手に

幼い頃から、自宅に知り合いが集まる機会が多かったのだが

夜にお酒を飲んでいる大人たちが

「〇〇ちゃん、お酌してくれるか〜?」「女の子だからお酌してあげて!」

みたいな、急に「女の子だから」と

お酌をする環境になったり、

可愛らしくなってきたね〜。と

女の子として褒められることに非常に戸惑うようになっていた。

 

弟はそういう声かけがないのに、自分だけなぜ、女の子として見られるのか。

正直、気持ち悪いな。と感じることの方が多かった。

 

ジェンダーレスな時代といえどもガンガン周りから意識される

 個人的には、男の子だから。とか女の子だから。とかそういうことは子供に言わないつもりだ。

でも、そういうことについて全く触れないと

急に周りから女の子扱いされたりした時に、順応できないことがある。

幼稚園や保育園の劇やダンスでも

女の子はフリフリのお姫様の格好だし、男の子は王子様の格好をしていたりする。

 

一番小さい、女の子扱いの記憶は

保育園の劇でお姫様役が休みになって代わりに出演した時だ。

 

練習の際、ぷんぷんは大きなかぶの動物の一人の役だったのだが

急に、お休みが出て王子様と一緒に踊るシーンの王子様が余るから。。。という理由で

お姫様にさせられたのだ・・・!

 

ティアラを頭につけるのが嫌すぎて、大暴れした。

結局舞台上でもグズグズしてやらずに終わったのだが

どこかで、髪も短いし、可愛らしく振る舞えないし「私って女の子っぽくない」と感じていたのだと思う。

一番大切なのは自己肯定感を高めてあげること

「私って女の子っぽくないから、お姫様なんてやりたくない」という考えの裏には

ジェンダーの教育を親がしていなかったとかいうことよりも

「お姫様=可愛いもの」なのに、自分はショートカットだし

可愛らしく振る舞えない。可愛くない。

 

と幼心に感じてしまっていたからだ。

 

両親が、女の子はこうあるべき!男の子はこうあるべき!という風には

子供たちに伝えなかったのだが

ジェンダーレスな思想につながるどころか、そもそも自分自身の肯定感を高めることすら出来ていなかったのだ。

 

まずは自己肯定感がないと

男女の差やトランスジェンダーの話題に対して

考えが到ることももちろんないと感じる。

 

親として子供に伝えたいこと

まずは、そのままのあなたが素敵であることをしっかり伝えたい。

私の両親は良く「〇〇は可愛げがないからな〜」なんて言っていたのだが

こういう風にネガティブな決めつけをされると

「あぁ・・・自分って可愛げがない人間なんだ」とどんどん卑屈になってしまう。

色黒だから淡い色が似合わない。って大人になって自分で服を選んで着てみたら

確かにな〜って思うんだけど

子供の時、自分で選んだ服に対して「それは似合わない」なんて言われたらお洒落をする気にもそもそもならないのだ。

 

だから、子供の意見を尊重しながら

できる限りネガティブな決めつけや、安易な声がけはしないようにしたい。

 

そして、その後に

「男の子だから、スポーツするように。みたいに言う人は多いんだけど

好きなことをして欲しいとママは思うから・・・」と

一般的にこういう男女の考え方がまだ社会にはあるという事実も伝えていきたい。